小泉吉宏さん作のブッタとシッタカブッタを再読したキナリ家(妻)です。
シッタカブッタシリーズとは?
このシリーズは、カイカブッタとかネコカブッタとかユニークな名前のぶーちゃんキャラが登場するゆるい自己啓発コミックエッセイ。ゆるい絵柄のキャラクターたちがかわいい。
人生についてハッとさせられるような内容を四コマ漫画で届けてくれます。かなり心にグサッとくる。四コマ漫画という4つのコマだけで表現しているのに、ひとつひとつの四コマ漫画のメッセージ性が強烈。
例えば、
- 「何のためにお金を稼ぐのか」
- 「何のために勉強するのか」
- 「自分が好きなものは相手が好きとは限らない」
- 「心とはどこにあるのか」
- 「ひとは比較する生き物である」
- 「先入観を持って生きてしまっている」
などなど...心にグサッと刺さります。
ブッタとシッタカブッタは1から3まで出ています。個人的には3が好き。
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同じようなシリーズも何冊か出ています。
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シッタカブッタシリーズとの付き合い
シッタカブッタシリーズは数年前に集めていて、久しぶりに見つけたので再度読んでみました。実は「本の存在を忘れる→本を見つける→再読する」のサイクルが2~3年おきにきます。内容を忘れたころに読むといつも「はっ」とさせられます。
そして、「はっ」とさせられる内容は毎回違うんですよね。その時その時に感じている事や葛藤している事に関連している内容が心に響きます。
今回気づきになった内容は、
- 「ひとはひとをグループ分けして(傾向をとらえて)生きていく」:あのグループの人は○○だとか、ひとをグループとして接するのではなくて、個人として接することが大切と感じた
- 「何のために○○するのか」:何のために働くのか、何のためにお金を稼ぐのか…。手段だった事柄がいつのまにか目的になってはいないか考えさせられる。外資系コンサルOLの私はなぜ給与に固執してコンサル業界から足を洗えないのか(常に転職活動をしている私)。なぜ高給取りでいたいのか。高給取りだと幸せなのか。幸せとは何か…など。考えさせられる。
そういえば、たまたまカウンセラーをしている知り合いもこのシッタカブッタシリーズをオススメしていました。心が前向きになれるんだって。